高齢者治療・入れ歯

入れ歯治療の際に、大切にしていること

歯がなくなった方には、入れ歯の治療を行っていますが、それ以前に歯を失わないための予防に力を入れています。

入れ歯が必要になった場合には、患者様の口腔内に合った入れ歯をつくることが重要となります。同時に当院では、それ以上にしっかりと使っていただけるような指導を行なうことが大切だと考えています。
義足をつけた人が、その義足を使いこなせるようにリハビリや調整、練習が必要なように、入れ歯も義歯のため、使いこなせるようになるまでには時間がかかるものだからです。

自分のお口にぴったりと合った入れ歯でも、始めは違和感があったり食べづらかったり、話しづらかったりと不具合が出るものです。しかし、しっかりと入れ歯を使う練習をすることで、入れ歯でも美味しく食事をすることができるようになります。

歯がないと口腔内の筋力が衰え、噛みしめることができないために転びやすくなるとも言われています。当院では、義歯を自分の歯と同じように使用していただくために、使い方や練習方法などしっかりと繰り返し説明を行っています。

入れ歯をつくった時が、美味しく食事をいただくためのスタートです。スタッフ一同きちんとフォローさせていただきますので、諦めずにしっかりと噛めるようになるまで二人三脚で頑張りましょう。

入れ歯治療が必要な方の症状

  • 歯がない人
  • 口の機能が衰えてきている人

など

入れ歯を使用して、しっかりと食事を歯で噛み潰しながら食べられるようになりましょう。

歯は、口の中の臓器の1つです。臓器が機能しなくなると食べることができなくなり、また口腔内の筋肉が弱ることで身体全体に影響をおよぼすこともあります。歯がない部分を放っておかず、入れ歯などで対応する必要があります。

入れ歯のメンテナンスの重要性

入れ歯は、洗浄や消毒が大切です。お手入れは、毎食後の洗浄をおすすめしています。難しい場合には夜寝る前だけでも構いませんので、裏面やバネの部分を隅々まで念入りにお手入れしてください。

また、メンテナンスも重要なため、使い始めは週1回くらいの調整が必要となります。入れ歯安定剤を入れないと違和感がある場合は、調整が必要な可能性もありますのですぐにご相談ください。

そのほか、入れ歯を乗せている歯茎や周りの歯の状態は常に変化をしております。半年に1度は口腔環境のチェックも含めて、検診を受けていただくことをおすすめします。

入れ歯に不安がある方

当院では、患者様の口腔内の環境に優しく、かつしっかりと噛むことができるような入れ歯を作製しています。入れ歯は取り外しが簡単にでき、しっかりと噛むことができるもの、つけた時に違和感のないもの、また保険内でできるものを基本的にはおすすめしています。

入れ歯を使用しなくなってしまった患者様には、その原因も含めてお聞きし、以前と同じ入れ歯をつくるのではなく、現在の口腔内の環境や顎に合った入れ歯の作製を心掛け、不具合が出ない入れ歯を提案させていただきます。

高齢者に寄り添った治療を実施

当院に通うことができなくなった患者様にも、継続して歯の治療を受けていただきたいと考え、在宅治療、また訪問治療に力を入れています。

院内空間への配慮

ご高齢の方でも安心して通っていただけるように、院内のいたるところに手すりを設けています。
また、車椅子の方でも無理なく通ることができるように、院内はバリアフリー設計です。診察室やトイレ、レントゲン室などの入口を90cmと幅を広く取り、スムーズに通ることができるように工夫もしています。

入れ歯の料金

入れ歯の作製や調整につきましては、基本的には保険診療で行っています。
ご希望の入れ歯の種類等がある場合には、自費治療にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。

お口に関するお悩みは
お気軽にご相談ください

当院ではコミュニケーションを重視しております。
腫れて痛い、入れ歯の調子が悪くなったなど、
遠慮なくご相談ください。